フゼムウエア、ソフゼ

「ファームウエア」が「フゼムウエア」といった具合に、“ァー”が“ゼ”に化ける、という話を耳にしたのでちょっと調べてみました。実際、「フゼムウエア」や「フゼムウェア」でGoogle検索をすると結構引っかかります。

どうやらEUCの日本語2バイトコードのハンドリングで下手を打つと発生するみたい。追記:で、そういう下手を打つ不具合が一時期のPHPにあったらしい。

EUC-JPの「ァ」(カタカナの小さいア)はA5A1、「ー」(音引き)はA1BCで、「ァー」はA5A1A1BC。中にあるA1A1はEUC-JPの空白文字に当たり、どこかの処理でここを1文字と認識して空白を詰める処理を行ってしまうとA5BCが残ります。このA5BCが「ゼ」で、めでたくフゼムウエアの完成、と言うことらしいです。この理屈で行くとたぶん「ぁー」(A4A1A1BC)も「ぜ」(A4BC)に化けますね。