xyzzyをWindows 7 x64にインストールするの巻・その2

手順や個々の設定内容はオーム社の書籍「入門xyzzy」(ISBN:9784274066009)を参考にしています。

カスタマイズ手順の概要

  • カスタマイズ設定を記述できるのは主に2カ所。(1)%XYZZYHOME%\.xyzzyファイルか、(2)xyzzy.exeと同じディレクトリにあるsite-list\siteinit.lファイル。どちらもインストール直後は存在しないので自分で作る。
  • .xyzzyへの記述はxyzzy.exeを起動するごとに毎回解釈実行される。siteinit.lへの記述はダンプファイル構築時に解釈実行される。よって.xyzzyの変更は次回起動時には自動的に反映される。siteinit.lに変更を加えたときにはCtrlとShiftを押しながらxyzzy.exeを起動することでダンプが再構築される(xyzzy.wxpとかのダンプファイルを手で消して再起動してもよい)。
  • そのような動作の性質から、ちょっとした変数設定のようなものは.xyzzyへ記述し、アドオンの組み込み的なカスタマイズはsiteinit.lへ記述するというのが大まかな役割分担(加えてsiteinit.lは全ユーザー共通になりますね。一人しか使わないから関係ないけど)のはずだけどいまどきのPCならどうでもいいような気がする。

カスタマイズ1:インクリメンタル・サーチの設定

  • 1行追加するだけ。これがないと使う気がしないほどの私的重要機能。
;インクリメンタル・サーチ
(require "isearch")

カスタマイズ2:バックアップ設定

  • あまり役立った経験はないのだけど保険的にやっておく。マイドキュメントにxyzzy.bakというディレクトリを掘って、そこにディレクトリ階層を保ったままでバックアップを作っていくように設定。
;ディレクトリ階層を保ったバックアップをマイドキュメント\xyzzy.bakに作成
(require "backup")
(setq *backup-directory* "C:/Users/xxxxxx/Documents/xyzzy.bak") ;バックアップ先
(setq *hierarchic-backup-directory* t) ;階層を保つ設定

ほんとは環境変数を参照して%XYZZYHOME%/xyzzy.bak的な環境非依存な記述ができるんだろうけど調べるのがめんどくさくてやってないです。どっちにしろxyzzy.bakは手掘りだし。

積み残し作業

  • セッション関係
  • テキスト・キーワードの色づけ表示設定